結婚を「ゴール」ではなく「日常」として考えてみるということ

結婚について考えるとき、
どうしても「する・しない」「決める・決めない」といった
大きな選択として捉えられがちです。
けれど、実際の結婚生活は、
特別な瞬間の連続というよりも、
とても静かで、当たり前の日常の積み重ねです。
このブログでは、
結婚を「決断」や「覚悟」ではなく、
これからの生活の形として考えてみたいと思います。
結婚を考えるとき、多くの人が見ていない部分
結婚について相談を受けていると、
多くの方がこんなことを気にされています。
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年齢
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条件
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相性
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タイミング
もちろん、どれも大切な要素です。
ただ一方で、あまり意識されていない部分もあります。
それは、
結婚したあとの「普通の日々」 です。
朝起きて、仕事に行き、
帰ってきて、食事をして、眠る。
特別なイベントがない日のほうが、圧倒的に多い。
その日常を、
「誰と」「どんな空気感で」過ごすのか。
ここを想像することは、実はとても大切です。
ときめきよりも、生活の感覚が合うかどうか
結婚を考えるとき、
ときめきや相性の良さに目が向くことは自然なことです。
けれど、長い時間を一緒に過ごす中で、
じわじわと影響してくるのは、
生活の中での感覚の一致です。
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疲れているときの過ごし方
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沈黙が気まずくならないか
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気分が落ちたときに無理をしなくていいか
こうした部分は、
条件やプロフィールだけでは見えにくいものです。
「一緒にいて楽しい」だけでは足りない理由
もちろん、
一緒にいて楽しいことは大切です。
ただ、結婚生活では
「楽しい」だけではない時間も必ず訪れます。
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仕事がうまくいかないとき
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体調がすぐれないとき
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気持ちに余裕がないとき
そんなときに、
無理に明るく振る舞わなくていい相手かどうか。
結婚を生活として考えると、
この視点がとても重要になってきます。
結婚は、支え合う関係である前に「暮らしの共有」
結婚というと、
「支え合う」「助け合う」という言葉がよく使われます。
もちろん、それも大切です。
ただ、日常の多くは
もっとささやかなやりとりで成り立っています。
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何を食べるか
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どのくらいの距離感が心地いいか
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一人の時間をどう扱うか
こうした細かな積み重ねが、
結婚生活の土台になります。
生活を想像すると、見えてくる本音がある
結婚について迷っている方に、
「結婚した後の生活を想像してみてください」とお伝えすると、
少し表情が変わることがあります。
相手そのものよりも、
その人と過ごす毎日を思い浮かべたときに、
安心できるかどうか。
ここに、
自分でも気づいていなかった本音が隠れていることがあります。
不安があるのは、生活を大切にしたいから
結婚に対して不安を感じるのは、
決してネガティブなことではありません。
むしろ、
これからの生活をいい加減に決めたくない、
という気持ちの表れでもあります。
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ちゃんと向き合えるか
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無理をし続けることにならないか
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自分らしくいられるか
こうした不安が出てくるのは、
生活を大切にしたいと思っているからです。
桜花カウンセリングルームが大切にしている視点
桜花カウンセリングルームでは、
結婚を「結果」ではなく、
これから続く日常のスタートとして捉えています。
だからこそ、
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気持ちを急がせない
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無理に前向きにさせない
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生活の感覚を大切にする
この姿勢を大切にしています。
結婚は、
頑張り続けるものではありません。
自然に続いていくものであってほしいと考えています。
「結婚したほうがいいか」ではなく、「どんな生活を送りたいか」
結婚を考えるとき、
「結婚したほうがいいかどうか」
という問いに意識が向きがちです。
けれど、本当に大切なのは、
どんな生活を送りたいか という問いです。
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落ち着いた毎日か
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にぎやかな日常か
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一人の時間も尊重される関係か
この答えは、人それぞれ違います。
そして、その答えに正解・不正解はありません。
最後に
結婚を、
「人生のゴール」や「大きな決断」として見ると、
どうしても苦しくなってしまうことがあります。
少し視点を変えて、
「これからの生活の形」として考えてみる。
そうすると、
今まで見えていなかった感覚や本音が、
静かに浮かび上がってくることがあります。
このブログが、
結婚について考える中で、
ご自身の生活や気持ちを見つめ直す
小さなきっかけになれば嬉しいです。
